モラハラ男とは?あなたの夫・彼氏は大丈夫?見分け方と対処法
こんにちは。flowerです。
最近、DV(ドメスティック・バイオレンス)によって、芸能人が逮捕されたりしました。DVは殴ったり、蹴ったり目に見えるものですが、モラハラは目には見えません。
「モラハラ」で、苦しんでいる女性いるかもしれない、自分の夫や彼氏やにもしかしたら、「モラハラ」を受けているのかもしれない。でも、「モラハラ」がよくわからない。
今回は、
- 「モラハラ」とは?
- 「モラハラ」かも?チェック方法
- 「モラハラ」対処法
についてまとめてみましたので、少しでも参考になれば幸いです。
「モラハラ」とは?
「モラハラ」とは、「モラルハラスメント」の略ですが、ここで
- 「モラハラ」とは?詳しい意味
- 「モラハラ夫、彼氏の特徴」
- 「モラハラ」チェック方法
についてまとめてみました。
「モラハラ」とは?詳しい意味は?
「モラハラ」とは、「モラルハラスメント」の略で、
「言葉、態度によって、人の心を傷つける精神的な暴力」のことです。細かくまとめると、
- 「言葉の暴力」「無視」などの行為で、相手に危害は加えていない
- 相手の心身にストレスや苦痛をあたえる
- 「目には見えない暴力」
- 家庭や職場で日常的に行われる
- 目に見えないので、加害者も被害者も気が付きにくい
「見えない暴力」これは、本当にやっかいですね。心の苦痛や傷は目には見えません。
それだけに、気が付くということが大切になってきます。
次に「モラハラの特徴」についてまとめてみます。
「モラハラ夫、彼氏」の特徴は?
「モラハラ夫、彼氏」は妻や彼女を支配したがります。厄介なのが、「モラハラ」をする男の人は、外では
- いい人
- 優しい人
なんです。なので、周りのひとに相談しても、
「あんなにいい人なのに~」「勘違いじゃないの?」「愛されている証拠」などと言われてしまい、認めてもらえないので、女性はかえって苦しんでしまうんです。
では、あなたの夫や彼氏にこんなことはありませんか?
「モラハラ」かも?チェック方法
こんな言葉、行動をとられたことはありませんか?
- 「無視をする」 会話、メール、ラインにわざと無視をしている。妻、彼女に無視することで圧力を与える。
- 「言葉の暴力」 何かと妻、彼女に対して学歴、仕事、親、友人、容姿について嫌味、難癖をつけてくる。「おまえは、何もできないやつだ」「おまえはどんな親に育てられたんだ」「大した仕事もしないくせに」など、聞くだけで不愉快な言葉を言ってくる。
- 「責任転嫁をする」 何をやっても自分が正しいので、何でも妻や彼女のせいにする。「こいつがのろいから遅れた」など。
- 「嘘をつく」 自分が1番。自分を強く見せたいので、事実よりも誇張していう。やってもいないのに、「俺は昔〇〇で1番だった」など。
- 「勝手なルールを決める」 話し合って決めるのではなく、妻や彼女を支配下におきたいので、食事の内容や妻、彼女のスケジュール、帰宅の時間などを細かく決めてしまう。夫彼氏は勝手にルールを変更するくせに、妻、彼女が変更するのは認めない。
- 「妻、彼女の持ち物チェック」 妻、彼女の交友関係、行動を知りたいので、勝手にスマホ、パソコン履歴、財布の中味のチェックをする。
- 「嫉妬する」 モラハラ夫、彼氏は妻、彼女が自分の知らないことを極端に嫌う。仕事仲間の話、親のこと、友達と仲良くするなどをすると、暴言を吐いたり、八つ当たりする。
- 「同情を誘う」 妻や彼女の心を傷つけているのに、「俺にはおまえだけしかいない」や「俺はこんなつらい思いをしたんだ」と同情を誘う。
- 「外面がいい」 職場などでは、ある程度の地位にいたり、周りからも信頼されていることが多い。
- 「上から目線」 何かにつけて上から目線。「俺がいるから生活できるんだ」「誰が面倒見てやってるんだ」など。
- 「突然態度が変わる」 機嫌がいいと思ったら、急に不機嫌になったり、嫌味を言ったり、なんで不機嫌になるのかはわからない。
こんな行動をしてくると言われています。何個当てはまったらという訳ではありませんが、心当たりが1つでもあれば、その他もよく観察してみましょう。
本人は気が付いていないので、「もしかしたら自分の夫や彼氏はモラハラかも」と女性が気が付かないと解決しません。
「モラハラ夫、彼氏」とわかってしまったら?
自分の夫や彼氏が、「モラハラ」そうなってしまったら、どうすればいいのでしょうか?対処法はあるのでしょうか。ここでは
- 「モラハラ」に対して夫、彼氏に告げるか
- 証拠を残しておくことも大切
- 相談するところは?
- 「モラハラ」は治るのか?
- 離婚・別居・わかれることも考えて
について書いていきます。
「モラハラ」の事実を告げるか?
自分の夫や彼氏が「モラハラ」だった。認めたくはありませんよね。違うと思いたい気持ちもわかりますが、辛いのは自分です。また、「モラハラ」であることも本人にわかってほしいです。事実を告げるには、どうしたらいいのでしょうか?
- 今回のような「チェック方法」を見せてみる
自分の行動が「モラハラ」であると自覚させたいところですが、あまりいい結果は期待しないがいいと思います。でも、「モラハラなんだよ」という事実は伝えるべきだと思います。本人は、全く自覚がないですが、「モラハラ」という言葉が頭に残るでしょう。もしかしたら、自分でもっと調べるかもしれません。
証拠を残しておくことも大切
いざというときに、言葉だけでは「モラハラ」の証拠にはなりません。おかしいと思ったときから、書き留めておくといいです。
- いつ、どこで、誰と、きっかけ、どんな状況などを細かく書き、また自分がどう思ったかなども書いておく。証拠があれば残しておく。
- 可能なら、夫、彼氏の言動を録音する。
など、とにかく証拠になるものを残しておきましょう。
相談するところは?
これからのことはやはり、専門家に相談するのが望ましいです。どんな所に相談できるかは
- 女性センター
- 人権110番
- 女性人権ホットライン
- カウンセラー
- 弁護士
などがあげられます。
「モラハラ」は治るのか?
モラハラは、何かその人の育った背景や環境にあるといいます。なので、すぐ治るわけではありません。
本人が自覚をすることから始まり、医師に相談したりカウンセリングを受けないと、なかなか治らないと言われます。また、同じことを繰り返してしまうのです。
ご本人が自覚し、「治す」と思わなければ治らないのです。
離婚・別居・別れることも考えて
夫、彼氏の「モラハラ」に妻や彼女が耐えなければいけないことはありません。
離婚・別居・別れを切り出すのは当然です。ところが、夫や彼氏が簡単に受け入れるなんてことはまずありませんよね。
また、別れを切り出したことで、「モラハラ」がエスカレートするかもしれません。
ですので、証拠を残して、別れを切り出す前に専門家に相談しておくことが大事です。
まとめ
今回は「モラハラ」について書いてみました。書いてみると、もしかしたら「モラハラ」で悩んでいる女性がたくさんいるのではないかと思いました。
モラハラは、
- 「言葉、態度によって、人の心を傷つける精神的な暴力」のこと
- 目には見えない
- 思い当たったら証拠を残す
- 専門家に相談する
- 我慢する必要はない
ことが大切ですね。「モラハラ」に苦しむ人が1人でも減ることを願います。
最後までお読みいただきありがとうございました。