私の父と母を繋げた叔母の話

みなさん、おはようございます。たえです。
今回は、
「私の父と母を繋げた叔母の話」をしたいと思います。
母の実家へ
これは私の小学四年生頃の話になります。
母は田舎の方に実家があって
いつも夏休みは母の実家に私と兄と母で
1ヶ月ぐらい母の実家に行ってたんですね。
それは母の実家の農家の
田んぼとか畑を手伝うために1か月と帰る
っていう感じでいつも夏休みに行ってました。
その時は、なぜか4月の春休みに行ったんですね。
母の実家に私と兄と母で行ったんです。
でも私も子どもだったので
なんかおかしいとかじゃなくて、
田舎に行けるので嬉しかったという気持ちがありました。
1本の電話が運命を変えた
その時に夕方一本の電話が入ったんですね。
父の兄のお嫁さんなので私からすると祖母になるんですけど、
祖母が事故に遭ったっていう電話が入ったんです。
しかも叔母はその時42歳で
いつも横断歩道を使わないで道路を渡って仕事場に行っていたんです。
いつも信号なんか使わないのに
その日はたまたま横断歩道を使ったそうなんです。
たまたま横断歩道を使ったにも関わらず、
曲がってきた車に巻き込まれて、
事故に遭ってしまったって言う話の電話がかかってきました。
最初は「助かる」って言われてたんですけど、
その2時間後くらいにまた母の実家に電話が入って
今度は亡くなったっていう話だったんですね。
泊まるはずだったと思うんですが、急遽
母の実家から私と兄と母は帰りました。
そのまま、叔母のお通夜と告別式に出席して、自宅に戻ったんですね。
でも私も、兄も何も不思議には感じていませんでした。
叔母が父と母を繋げてくれた
それも後々聞いた話なんですけれども、
そのとき母はなぜ春に実家に帰ったかっていうと、
父との離婚を考えて離婚を決意して私と兄を連れて
まず、実家に帰って実家のお母さんとちゃんと話をしようと思って帰ったらしいんですね。
だけどそこで叔母さんの事故があって、また戻ることになって
それで父と母は
私の叔母が繋げてくれたっていうか
やっぱり帰りなさいっていう風に
してくれたんだと思って、
その叔母の死によって父と母はやり直すことにしたそうです。
なので叔母に繋げられたっていうか
「叔母の死によって、父と母は離婚しないでいた」
って言う、叔母もそういう気持ちではとかは思わないですけど、
何かそういう運命だったのかな…と思います。
まとめ
私もすごく好きな叔母さんだったので
その叔母さん死はショックだったんです。
でも、あとからそんな話を聞いて
叔母さんのおかげで父と母は別れずに済んだんだな
っていう風に思っています。
今日はそんな話でした。ありがとうございました。